偏差値のみで学校選びをして、入学後に「こんなはずじゃなかったのに。」と肩を落とす受験生がいます。
「受験して良かった」と一人でも多く思ってもらいたい。
この思いで弊社はセミナーを行っております。
思いを同じくして、年に数回セミナーを共同開催している安浪京子さんは、
6年生の10月11月を魔の月と称していらっしゃいます。
学校では運動会や音楽発表会で忙しく、放課後は塾、週末は模試続きのお子さま。
模試の結果に一喜一憂し、志望校や併願校選びに迷い、学校説明会や文化祭に足しげく通い、心も身体もお忙しくなる保護者さま。
残り数カ月に迫る受験に向けて、今この時が真剣勝負と真っ向から向き合い、力が入りすぎて疲労のたまる2ヶ月です。
まさしく魔の月。
でも、大丈夫。
人間いざとなると度胸がつきます。
年末になれば、
どうにでもなれ!なるようになるさ!
と開き直り、少し力が抜けます。
今のこの気持ちがこのまま2月まで続くなんて…
と泣きたい気持ちになっていらっしゃるとすれば大丈夫です。
魔の月からの脱却はもうすぐです。
模試の結果によっては、志望校や併願校を考え直さなければとお考えの保護者さまも
いらっしゃるかも知れません。
その時はぜひ一点だけ忘れないでください。
何のために中学受験をすると決めたのか。
模試結果から算出される偏差値を知らずに志望校を決めた時期、
必ずや、その学校に魅力的な何かがあったと思うのです。
この学校でこういう6年間を送りたいからここを志望校にする!
もしも、この時期に志望校を変える場合には、指針がぐらつきがちであり、
偏差値表とにらめっこして「ここなら受かるかも」と学校選びをしがちです。
どんな6年間を送るために中学受験をすると決めたのか。
秋の夜長、甘いものでも食べながら、偏差値表を見ずに
ご家族で未来を語れれば良いですね。