海外の避難訓練

子どもが犠牲になった痛ましい事件が起こりました。
同じ子を持つ母として、心のざわつきが止まりません。

生徒の安全を考慮してのスクールバス。
学校に落ち度はなかったはずです。

自分の身をどうやって守るのか。

小学校時代を海外で育った我が家の子ども達。
月に1度、学校で避難訓練があったことを思い出しました。

日本と海外で異なるのは、訓練の想定です。

海外では地震避難訓練の代わりにテロの避難訓練があります。

大人の指示のもと、行動する前提はありますが、

自分の身は自分自身で守る!
とにかく逃げる!

を習います。

学校に凶器を持った二人組が押し入って来て、教室にかけってくる。
という想定で避難訓練が実施されます。
時には訓練と知らされていない場合もありました。
テロの犯人役の先生は仮面を付けてわざと大声をあげて襲ってきます。

子ども達には恐怖以外何ものでもありません。
怖くて固まってしまいがちですが、全速力で危険な場から逃げる訓練をします。

これからの日本。こういう視点の避難訓練も必要なのかも知れません。

母の日

日曜日は母の日でした。
毎日、家事に育児におつかれさまです。

小学校高学年になると、毎日の塾のお弁当作り大変ですよね。
飽きっぽい性格の私、これでもかと連日続くお弁当作りを何度放棄しかけたことか…

お弁当作りも気分転換が必要だと
スープ専用、サンドウィッチ専用、おにぎり専用、麺類専用…
と増え続けるお弁当箱。
今や、棚1つ、大小カラフルなお弁当箱でいっぱいです。

受験生のうちは、午後になると頭を抱えた毎日の塾弁作りですが、
中学生になると早朝のお弁当作りに変わります。
早朝は頭も回らずてんやわんや。

友人にバリバリキャリアのシングルマザーがいます。

彼女の一人娘が中学受験をしたいと言った時、
「応援はする。ただ、受験校はカフェテリアか給食のところのみ!」
と条件付きで承諾。

聞いた時は何それ?と笑いころげましたが、
常に頭のどこかで子ども達のお弁当作りがひっかかる今となっては納得の一言。
怠け者の朝寝坊の私にはすごく大切なポイントでした。

お子さまに合った学校選びと共に
お母さまの生活や性格に合った学校選び
もちょこっと顔をのぞかせても良いのかなと思ってしまう母の日でした。