海外の避難訓練

子どもが犠牲になった痛ましい事件が起こりました。
同じ子を持つ母として、心のざわつきが止まりません。

生徒の安全を考慮してのスクールバス。
学校に落ち度はなかったはずです。

自分の身をどうやって守るのか。

小学校時代を海外で育った我が家の子ども達。
月に1度、学校で避難訓練があったことを思い出しました。

日本と海外で異なるのは、訓練の想定です。

海外では地震避難訓練の代わりにテロの避難訓練があります。

大人の指示のもと、行動する前提はありますが、

自分の身は自分自身で守る!
とにかく逃げる!

を習います。

学校に凶器を持った二人組が押し入って来て、教室にかけってくる。
という想定で避難訓練が実施されます。
時には訓練と知らされていない場合もありました。
テロの犯人役の先生は仮面を付けてわざと大声をあげて襲ってきます。

子ども達には恐怖以外何ものでもありません。
怖くて固まってしまいがちですが、全速力で危険な場から逃げる訓練をします。

これからの日本。こういう視点の避難訓練も必要なのかも知れません。

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