最後の模試の朝

先日、娘は、最後の模試を終えました。

模試の会場は、中学受験を始めて最初に受けた組分けテストの会場。

会場へと向かう道中

娘がポツポツと語り始めました。

「はじめての組分けテスト、この会場だったね。」

「ママ、あの時、私が計算問題間違えて、すごく怒ったよね。」

「私、あの時、はじめてのテストですごく緊張して、訳が分からなくなっちゃったんだよ。」

「だって、あの時、まだ三年生だよ。」

思い起こせば三年前

中学受験の扉を開いたばかりの私は

受験生母になった気負いと不安と娘への過度な期待で、余裕が全くありませんでした。

あの日から3年間

暑い日も、雪が降る日も、毎月毎月

テストを受け

テストの結果に一喜一憂し

テストに追われてきた毎日でした。

 

いつものルーティンで娘と握手をし、最後の模試に送り出した帰り道

「あー。なんで、頑張った娘を怒ってしまったんだろう。」

「ここまでよく頑張ったな」「怒ってばかりでごめんね。」

思い出しながら、気が付くと涙がポロポロ・・・。

 

いやいや、まだ、感傷的になっている場合ではない!!

本番まで残り一か月半

今まで頑張り続けてきた娘を誇りに思う気持ちを忘れずに

2月1日の朝、笑顔で娘を送り出したいと決意した朝となりました。

 

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